大学生になるとレポートや調べ物でパソコンを使う機会が増えてきます。
パソコンを持っている人は良いのですが、これから購入する場合、たくさん種類があるのでどんなパソコンを購入してよいのか悩むと思います。

そこで、今回は新大学生をメインに大学生活に必要なパソコンの選び方についてご紹介します。

 

本当に大学生にパソコンは必要?

大学の入学マニュアルなどには自分専用のパソコンが必要です。
と書かれていると思います。
しかし、スマホやタブレットがあれば、パソコン必要ないんじゃない?って思う人もいるとおもいます。

なので、大学で実際にパソコンが必要になる場面をいくつか紹介します。

レポート作成

大学生になると授業でレポートの作成する場面が増えてきます。
その時に使うソフトがOfficeのWordです。
文字を打つだけならスマホでもできますが、
大学のレポートは100文字や200文字ではなく、4000文字や5000文字など、レポート用紙10枚程度はザラなのでスマホでフリック入力で打つのは無理だと思います。

そしてレポートはいろいろな文献を参照して作成するので、
パソコンであれば、調べながら、レポートを書くのを同時に出来るのですが、
スマホやタブレットだといちいちタブを変えながら作業するので効率が悪いです。

また理系の人は数式や化学式などを使うと思うので、スマホでレポートを書くことは不可能なので、パソコンを使ってレポートを書いてください。

プレゼン

授業で発表やゼミや研究室などの発表の際にもパソコンを使います。
発表のソフトはPowerPointを使います。

大学生でプレゼンをしないで卒業するということはほぼ不可能です。
どんなにプレゼンを避けていても逃げ切るのは不可能だと思ってください。

表計算

理系だと実験という授業があります。
実験で得られたデーターを計算する際にEXCELというソフトが役に立ちます。

プログラミング・情報処理

学部によってはプログラミングの授業があります。
授業で課題を出された時に自分のパソコンを使う場面があります。

学校によってはパソコンなどが設置されていることもありますが、
端末が根絶して使えない&学校で課題をするのが大変という理由で自分のパソコンを使って課題を終わらせることをおすすめします。

パソコン選びの基本!性能の見方

パソコンを選ぶと言っても販売しているパソコンがどれくらいの性能かわからないと
選ぶことができないと思います。

なので、大学生に必要な性能をご紹介します。

OS

OSとはパソコンを動かすための基本ソフトです。

パソコンに入っているOSはWindows・Mac・Linuxなど沢山ありますが、大学生が使うのであればWindowsのパソコンをおすすめします。

理由は
・Windowsの方がソフトが沢山ある
・Windowsの方が使っている人が多い
・Windowsの方が安い
などが理由です。

全世界のパソコンでWindowsが占める割合は85%以上となっています。

将来社会人になった時もよほどのことがない限り
会社のパソコンはWindowsなどで今からなれるためにもWindowsが良いと思います。

CPU

CPUはパソコンの頭の良さを表しています。
CPUが良ければ良いほど情報処理能力が高いので作業がすぐに終わります。

インテル製のCPUの場合基本下記の順で性能が良いです。
Core i9
Core i7
Core i5
Core i3
Pentium
Celeron

ではそれぞれのCPUの解説をしたいと思います。

Core i9

はっきり言ってオーバースペック過ぎです。
これからYouTuberになって動画編集がたくさんする等
使用目的がはっきりしている人以外はおすすめしません。
おすすめしない理由は金額が高いからです。
CPU単体の値段だと7万円ほどします。
おすすめできる人は
動画編集を沢山やる
高画質でゲーム実況したい
お金に余裕があるので最速のPCを作りたい

Core i7

ハイスペックのCPUです。
以前はこのCPUがインテルの最上位CPUでした。
プログラミングやCADなどの重い仕事もらくらくできます。
理系の大学生でも4年間使えると思います。

おすすめできる人は
・プログラミングやCADをする理系大学生
・動画編集をする

Core i5

性能と価格のバランスの取れたCPUです。
このクラスのCPUが入っているパソコンを購入すると
大学4年間でパソコンの買い換えはしなくても良いと思います。

またCADやプログラミングをする場合も問題がありません。

おすすめできる人
・大学でそれなりにパソコンを使う人
・どれを購入しようか迷っている人

Core i3

Core i5程ではないですが性能と価格のバランスが取れているCPUです。
ネット観覧やレポート・プレゼンなど大学生が普段使いでも快適に動くCPUです。

プログラミングやCADをしない文系の大学生向けのパソコンです。

おすすめの人は
・動画観覧やネットサーフィンをする人
・レポートやプレゼンを書く人
・CADなど重たい作業をしない人

Pentium&Celeron

性能を抑えることで価格を下げたCPUです。
ちょっと大きいレポートを書く時に遅くてイライラするかも?

レポートやプレゼンを作る大学生には不向きのパソコンです。

メモリ

簡単に例えるとノートの大きさです。
どんなに頭が良い人でもノートが小さかったら作業効率が悪くなりますよね?

パソコンも一緒でメモリが不足すると本来の性能を出すことができません。

といっても無駄に大きいメモリが入ったパソコンが必要かと言えばそうではありません。
大学生が使うのであれば8G余裕があれば16Gは欲しいところです。
ネットサーフィンや動画再生だと4Gでも良いですが、レポートやプレゼンを作る場合
メモリ少ないと頻繁にHDDにアクセスするので、その分作業が遅くなります。

HDD&SSD

HDD&SSDは簡単に言うと記憶装置と思ってください。

文書などのデーターをを保存するスペースがHDDです。

HDDとSSDの違いですが、一番の違いはスピードです。
HDDは高速で回転する磁気板で記録を読み書きしています。
SSDはメモリチップに記録を読み書きしています。
なので、SSDの方が高速で読み書きができます。

大学生だけでなく今パソコンを購入するのなら迷わずSSDを選ぶことがおすすめです。
Windowsの立ち上がる時間ですが、SSDだと30秒ぐらいで起動しますが、
HDDだと2,3分かかります。
たったそれだけの違いと思うかもしれませんが、3分間じっと待つのは意外と辛いですよ。

容量は256GBか512GBあれば大学生なら間に合うと思います。

HDDと比較したSSDはのメリットは下記の通りになります。
・衝撃による故障リスクが少ない
・読み書きが非常に早い
・動作音が静か
・サイズが小さい

HHDと比較したSSDのデメリット
・大容量になると価格が高い

重量・サイズ

大学生が選ぶパソコンは大学に持ち運ぶことを考えるとノートパソコンだと思います。
なので、重量・サイズは非常に大事なポイントです。

今は大画面のノートパソコンがありますが、
大学生が持ち運ぶ事を考えると大きくても14インチ以下の製品を選んだほうが良いと思います。14インチ以下のノートパソコンだと重さは1.5キロ程度だと思うので、
一度ペットボトルのお茶を3本ほどバックに入れて通学するとどれぐらいの重さか解るので家訓しておくと安心できます。

バッテリー

大学で作業をすることを考えると、バッテリーの持ちが良い製品を選びましょう。
大学によってはコンセントを使っても良いという所もありますが、
いざという時にコンセントが使えなくてパソコンが使えませんでしたでは洒落になりません。

なので、バッテリーは最低でも5時間できれば9時間以上もつ製品を購入してください。

パンフレットに書いてあるバッテリーの起動時間は新品で何もソフトが動いていない時の時間なので、実際はパンフレットの7割り程度と思ってください。

Officeの有無

最近は大学で無償配布している所が多いので入学時にOfficeの無償配布があるか確認しましょう。

レポートや表計算など、Officeは大学生活で必ず使うのでもし無償配布していない場合は
購入しましょう。

生協のパソコンを購入すべき?

大学に入ってパソコンを購入する一つの手段として生協で購入があります。

生協のパンフレットには
・新入生の○○%購入しています。
・大学に特化したオリジナルパソコンです。
・限定〇〇台
・4年保証がついています。
などなど書かれているともいます。

パソコンを知らない人だと飛びつきたくなりますよね♫
ということで生協のパソコンは本当にお得か考えてみましょう。

生協のパソコンは高い!

初めに行っておきます。
生協のパソコンは高いです。
金額的に言いますと、
生協のパソコンとパソコンショップで購入したパソコンだと
最大2倍程度高い場合があります。

しかし、生協のパソコンが高いのには理由があります。

生協のパソコンが高い理由

生協のパソコンのメリットとして保証の手厚さがあります。
しかし、パソコンを少しでも知っている人であれば、過保護すぎる保証内容になっています。
例えばパソコンを水没させた、パソコンを頻繁に落下させて壊れた。
パソコンにパンチをして壊した。
など通常の家電量販店ではNGの故障理由でも保証してくれます。

パソコンが精密機械と認識している人だと、こんな雑な扱いはしないと思います。
しかし大学生の何割かはこんな雑な扱いをしてパソコンを壊すのも事実なんです。

無料講習会がある

生協のパソコンを購入するとパソコンの講習会が受けれます。
しかしこの講習会の内容が初心者過ぎてパソコンを使ったことのある人には全く役に立たない内容です。

例えば、パソコンの電源の付け方&消し方、マウスの握り方等、
パソコンを全く知らない人に合わせた講習なので、
パソコンを使ったことのある人は行かなくて良いと思います。

結局生協のパソコンは買って大丈夫?

生協のパソコンを購入すべきかどうかの結論ですが、
私の意見としては、
今回の記事を読んでもパソコンの選び方が分からないという人以外は
自分でパソコンショップや家電量販店で購入したほうが良いと思います。

パソコンの選び方がわからないという人はちょっと高いですが、
生協のパソコンを購入したほうが安心できます。

背今日は大学4年間買い換えなくても良いスペックのパソコンをおすすめしているので、
生協のパソコンを購入すれば大学生活で悩むことはないです。

パソコンの購入場所は?

パソコンの購入方法は
・家電量販店
・通販
・パソコンショップのオーダーメイド
・自作ディスクトップパソコン&中古PC

家電量販店で購入

家電量販店で購入するメリットは実物を触れる事です。
なので、思ったより画面が小さい&大きい、キーボードが打ちづらい
など購入してから違ったという間違いが起こりづらいです。

生協ほどではないですが保証も厚いので値段も下記に紹介するものより高くなっています。

通販で購入

メリットは家電量販店よりも価格が安いということです。
家電量販店で実物を見てネットで購入という手もありますが、
何かトラブルが合った時に家電量販店にくらべて、対応が遅いというデメリットがあります。

パソコンショップのオーダーメイドパソコンを購入

オーダーメイドパソコンとは自分である程度の性能をカスタマイズ出来るパソコンの事です。
オーダーメイドの良いところは
性能を自分で決めれる
余計なソフトがついてこないので安い
保証もつけれる
という良い所があります。

保証はついていますが、オーダーメイドパソコンの場合やはり、
対応が家電量販店に比べて遅いというデメリットがあります。

自作パソコン&中古ノートPC

自作パソコンを作れる人はこの記事を見ていないと思いますが、
自作のメリットとして、
自分の好きなパーツで好きな性能のパソコンを作れる
という点です。

パーツごとの保証はありますが、基本なにか不具合があれば自分で対処です。
ディスクトップパソコンだけだと大学に持っていけないので、
中古のノートパソコンを購入するのが良いと思います。

終わりに

今回は大学生がパソコンを使う場面、パソコンの性能の見方、
生協のパソコンはお得なの?
生協以外でパソコンを購入する方法をご紹介しました。

最後に友人にパソコンが得意な人がいる場合、
その人に一任してパソコンを選んでもらうという人がいると思いますが、
その場合もきちんと自分の要望を伝え最後は自分で決断しないと、
購入した後全然使えない!と友人関係が悪くなるかもしれませんよ。